行くしかないじゃん

ただの日記

いちオタクのここ数日の気持ち

いろいろなものが中止になってる今日この頃ですが、オタクたちお元気ですか。
私は元気じゃないです。

別に、だれが悪いとか、どこそこの対応がとか、そういうことを言いたいわけじゃないし、批判したいわけでもない。
でも、どうしてもやるせなくて、ぼんやりとしてしまう。
先週からそんな感じです。

26日に、自粛要請(自粛を要請している時点で自粛じゃないと思う)があって、27日に観に行くはずだった舞台は、26日をもって千秋楽になった。

次の週末に行く予定だったイベントやライブは中止になった。
この週末から始まる予定の舞台は、まだ発表がなかったから、淡い期待を抱いていたけれど、昨日前半日程の中止が発表された(私は前半のチケットを取っていた)。
 
ほかの日程のチケットを取っていればよかったなって思うけど、チケットが発売された当初はこんなこと起こるなんてもちろん思ってなかったし、公演日程のなかで、この日だったら都合がつくかなっていう日を選んで申し込んでいるわけだから、仕方がない。
 
役者さんや、その公演にかかわっている人たちが「残念だけどいつかまた会いましょう」って言ってくれる。私たちのことを想ってのことだと思うけれど、中止になってしまったら「また」は存在しないじゃないか。役者さん個人に「また」会うことは、他の舞台やらイベントやらでできるかもしれないけれど、その公演には二度と会えないじゃないか。DVDで見ればいい?そもそも映像でいいと思っているならわざわざ劇場まで足を運んだりしていない。メディアにはそれぞれの最も適した環境というものがあって、テレビ番組はテレビで見るようにできているし、映画は映画館で見るようにできている。同じように、演劇は劇場で見るようにできているんだ。劇場で見るのが、一番輝くかたちなんだ。
「残念だけど安全第一」って言うけれど、果たしてなにが危険なんだろう。公演を中止することで感染拡大を防げるというのなら仕方がないねってなるかもしれないけれど、そういった確証はないし。特に、10日に行く予定だったものに関しては、同じ劇場で、先週までは別の公演が中止せずに行われていたから、もしかしたらって思っていたのもあって、余計に落ち込んでいるのかもしれない。
 
規模の小さいものや、自粛要請期間外のものの中止・延期情報を見るたびに、そんなにあおらないでくれよってなってしまう。いろいろ事情があるのはわかってる。でも、なにかが中止になるたびに、私が心から観たいと思っているものも、中止に追い込まれていくような気がしてしまう。
 
すべてが仕方がないから、気持ちが向かう場所がない。
いろんな国や行政の対応を批判することもできるけど、したところで中止になった公演が復活することはないから、無意味だなと思ってしまう。
 
理解を強要しないでほしい。落ち込んでるんだからとことん落ち込ませてほしい。生のエンターテインメントに触れることを生きがいにしているんだから、そうじゃない人たちは私たちの気持ちを勝手に汲まないでほしい。生と配信は違うんだ、私にとっては。
まあ配信もないんですけどね。

どうにもこうにも気分がずっと沈んでいるから、なんとか浮上したいところなんだけど、趣味も仕事もぐちゃぐちゃで、未来の光が一気に弱くなってしまって。
趣味は上記の通りだし、私のいる業界は人々の余暇に関係のある仕事だから、こんなに自粛されてしまうと本当に経営にガタがきてます。私は経営にかかわってないけれども、社内に飛び交う言葉は、「キャンセル」「中止」「払い戻し」(※エンタメ業界ではないです)

たとえば仕事に支障がなかったら、払い戻しで戻ってきてしまうお金も含めて、この流行が終わったら好きなものに使おうって思えるんだけど、
仕事に支障があるので、4月の昇給なんか全然期待できないし、夏のボーナスだって出るかわからない。
もともと給与水準だって業界的にとても低いのに……。
 
生活も趣味も脅かされて、いったいどうしたらいいのだろう。
「なんとなく怖いから」が一番怖い。ちゃんと自分の頭で考えて自分の行動を決めていきたい。
 
どうしたらいいんだろうな。

だから、願い続けよう。

『モマの火星探検記』という舞台作品について、話をします。

舞台って、お金がかかるし、時間も拘束されるし、映画と違って食べたり飲んだりもできないし、おもしろくなかった時のダメージが大きすぎて、あんまり人に勧めるということをしないんです。だって、他人と私じゃ物語の受け取り方も違うし、私がおもしろいと思ったものを他人もおもしろいと思うなんて、いったいどうして確信ができるだろうって。

でも、それでも、この舞台のことが私は大好きだから、初めて人に勧めた舞台でもあります。
 
本当は、あらすじとか言って、こういうところが良いんだよ!ってお勧めしたいんだけれど、何がいいのか?どんなところを勧めたいのか?って考えると、いやでも人によって感じるものは違うし…となってしまう。
「感じることが違う」ということに関しては、今までの人生とか経験とか、何に価値を見出し何を大切にしてきたか、人によってそれぞれなわけだから、当たり前だと思っていて。だからこそ、今、この作品を見て、何を感じるのか。それが今の自分の指標にもなるのかなと思います。
現に私が、2年前は全く理解ができなかったとある登場人物の気持ちが、今回驚く程すっと心に沁みたから。この2年間で、私自身が変わったとは思わないけれど、たくさんのものに触れて、いろんな価値観を知って、吸収できたのかなと思う。
 
モマは、繋がりの物語。
家族、友人、仕事の仲間、たくさんの生き物、そして宇宙。
なんだろうな、その物語に、なんだか救われてしまう。
「終わり」じゃないということに。
死んだ人に会いたいとか、二度と会えない人に会いたいとか、そういうはっきりした気持ちが私にあるわけじゃない。けれども、どこか孤独を感じるこの現代社会で、繋がっているんだ!と心強く伝えてくれることが、とても頼もしくて、勇気をもらえる。
「僕達は、この広大な宇宙に一人ぼっちじゃない」
ユーリにそう言われたら、本当にそうなんだって思える。それくらい真っ直ぐで純粋な思いが、わたしには伝わってくる。ユーリというひとりの少女の願いと、生駒里奈さんのエネルギーが合わさって、客席に飛んでくる。
 
 
とまあうまいこと言いたいけどうまいこと言えない文章を書いてしまいましたが。
純粋にオススメできるのが、出演されている役者さんのファンの方々。あるいは、ちょっと気になってるんだよなーって方々。どの役者さんも本当に素晴らしいし、彼らの良さを引き出すようなキャラクターたちだと思います。みんな、心根が優しいんだよね。わたしも、ちょっと気になってるんだよなで前回のモマの上映会に行って、この作品のことが好きになったので。ちなみに、当時ちょっと気になってた役者さんは今回も出演されていたし、前回も今回もとんでもない役を素晴らしく演じてくださっています。すごい。
個人的に、これは!と思ったのがホルスト役の鎌苅健太さん。前回も別の役で出演されていました。
ホルストは宇宙飛行士であり、小さな息子を持つ父親。中盤の彼と息子の話は、涙なしでは見れなかった。子供を愛するひとりの父親の顔をしていた。それがあまりに暖かくて、優しくて。カーテンコールまで、ずっと、ずっと。
兄貴肌の宇宙飛行士の顔も、父親の顔も、どちらも好きだった。なんだろうな、うまく言えないんだけれど、ホルストとジュピターが手を繋いで微笑み合ってる。それだけで、心があたたかくなる。中盤ももちろんなんだけど、モマに「よかったですね」って言われる終盤のシーンが、とても美しい。
 
最後に、印象に残ったシーンやセリフを箇条書きで。
・オープニング。ほんとにわくわくします。曲が好きだし、よくよく見てると、これから描かれるいろんな繋がりが見える。
・モマとホルストの会話のあとのタケミツ船長の「受け入れろ。考えることなく、ただ受け入れろ。」ほんとに難しいことだけど、大事だなと思って。ばかになれって言ってるんじゃなくて、目の前の事象を、ただ受け入れる。日常において、でも、とか、だって、とか、起きたことに対していちいち考えすぎているのかもしれないな、とわたしは思った。そのまま受け入れることの、難しさよ。それを伝えてくれる船長の、船長らしさ。感服。
・「必ず帰るから。待ってて。」そんなこと言わないでよと思ってしまうけれど、宇宙飛行士はとことん楽天的だから、と序盤で言っていたから、説得力があるというか。本当にそう思っているから、そう言ったんだ。そのあとの「いってらっしゃい」も好き。
 
 
 
また劇場で会えますように。

 

http://www.shachu.com/moma2020/

劇団朱雀に元気をもらった話

劇団朱雀の復活公演を見に行きました。

 

とある映像作品で早乙女太一という役者さんを知って、とある舞台を見に行って、彼の一挙一動に圧倒されてしまって、なんだろう、ファンというか、そこまでしっかり追っていないからファンというのもおこがましいのだけれど、とにかく、彼が見たくて劇場に行った。

 

ほんとにここ数年の話なので、劇団朱雀が解散した頃、私はその存在を知らなかったし、知らなかったから見に行ったこともなかった。そもそも舞台作品に触れるようになったのもここ4年くらいの話なので、大衆演劇というものを見るのは、この日が初めてだった。

 

初めてだから当たり前と言われてしまえばそうなのかもしれないけれど、初めての体験ばかりで。なんと表現するのが正しいのかもわからないけれど、一部の舞踊も、二部のお芝居も、とてもおもしろくて、圧倒されて、三部も一緒に盛り上がって楽しんで、殺陣にはやっぱり圧倒されて、ああここが早乙女太一のホームだったんだなって知って、なんだかよくわからないけど、すごくいいなって思った。特に三部は全力でアクセル踏んでるみたいで、とてつもないエネルギーがガンガンに伝わってきた。

 

それで、カーテンコール。楽しかったな、素敵なものを見せてもらったなって拍手して。
早乙女太一が自分で幕をするすると引いて、下手の端っこ、ほんとにあとは自分の身体の分幕を引けば終わりっていうところで言った言葉が
「みなさんもお仕事頑張ってください!」
だった。

もうその瞬間に心がぶわって熱くなって、驚いて、だからもしかしたら口調は違うかもしれない。でも、仕事頑張れって言われたことは確かで。

なんか、この一言が無性に忘れられない(いや忘れてるんだけど、そういう意味でなく)。

 

なにがよかったか、なんてことを言うのも無粋な気がするけれど、これが大衆演劇のあり方なのだろうなと思った。
仕事って、別にしんどいだけが仕事じゃないけど、でも、大勢の人にとって娯楽とは反対に位置する存在で、だから私たちは娯楽を探して、そうして大衆演劇ないしは劇団朱雀にたどり着いた人たちがあそこには集まっていたんだと思う。

 

仕事って言ったけど、家事も育児も介護も学業も他のいろいろなものも、そこには詰まってたのかな、と。
早乙女太一が言ったので彼の言葉としてとらえるけど、彼は、彼らの演劇が、私たちにとって娯楽であるということを理解していて、だからこそのあの発言だったのかなと思った。

 

娯楽が娯楽として成り立つのって本当に素晴らしいなって思ったんだよね。
日頃いろんなしんどいことがあって、でも劇団朱雀を見ている間は楽しくて、幸せをもらって、その人から仕事頑張って!って言われる。
そりゃ頑張れるよ。早乙女太一に応援されたんだもん。
こんなに楽しくてきらきらしているものが世の中にはあるんだから、明日からも生きていこうって、そう思うよ。


ステージに立つ人たちの言葉って、ときにとてつもないエネルギーを発することがあって。
こんな文章では表せない。あのときの場を共有しているからこそ得られるおおきなエネルギーを、胸にかかえて、私は今日も仕事をします。

 

また、会いにいきたい。

カルライ2018のライビュに行った話

楽しかった。
なんか、すごくいいものを見せてもらったなあっていうのが、ライブが終わったあとの、率直な気持ち。

アイドルを演じている声優さんがライブを行うなんて、いまじゃ珍しくもなんともなくなってしまって、そういう意味ではカルテットナイトによるライブだって、よくあるライブの一つなのかもしれない。実際、私も行ったりするし。
でも、カルナイのライブはそれとは全然違うなって思った。見たあとの私の気持ちが。
どっちが良いとか優れているとかじゃなくて、なんだかわからないけど、違った。自分でも不思議だった。

今現在のうたプリのメインはアプリゲーム。
これは完全に私自身の問題であって、ゲームに非があるわけでもないし、他のジャンルでも全く同じことがいえるわけだけど、私はリズムゲームを恒常的に遊ぶことができない。なんというか、波がある。やるときはめっちゃやるけどやらないときは一秒も触らない、みたいな。だからそういう意味では昔よりジャンルから離れてしまっているなと感じることが多くなった。今何が起きているのかわからない、どういう盛り上がりをしているのかわからない。元から親しい友人にうたプリにハマっている人間がいなかったこともあって、なんだか、私はもううたプリから離れていくのかなあ、あんなにすきだったのになあ、って思っていた。

でもそんなこと関係なかった。
私がうたプリに対してどう思っていようが、ステージの上に立つ四人には関係なかった。彼らの持つ最大限をステージの上で見せてくれた。
なんか、ジャンルを追えてないことに対しての負い目のようなものが、全部吹っ飛んだ。
やっぱりわたしは彼らがすきなんだって、改めて思わせてくれた。

もちろんジャンルには貢献してなんぼなわけで、森久保さんも「あなたたちがカルテットナイトを未来につれて行ってあげてください」(意訳)と言っていたし、ただ甘い蜜を自分の都合のいいときだけ吸うわけにはいかないかなと思わなくもないんだけど、それでも。

森久保さんが、鈴木さんが、蒼井さんが、前野さんが、あそこに立って、愛を表してくれることの、なんと頼もしいことか。
「はるか遠くにある背中をこれからも追い続ける」と力強く宣言した前野さんと、
「美風藍の一番の親友」でいてくれる蒼井さんと、
「肯定も批判も全部背負う」覚悟のある鈴木さんと
「僕たちは彼ら(カルナイ)の後ろにたっている。隣はあなたたちだ」と優しく告げる森久保さんと。
たくさんのたくさんのありがとうを聞いたし、うたプリのことも、カルナイも、ST☆RISHHE★VENSもすきだって仰ってるのを聞けて、なんか、もう嘘でもいいやって思った。本心からそう思ってくれているんだろうなっていうのはわかるけど、もう嘘だって構わない。彼らの「愛」は全部歌に、ダンスに、ステージに表れているから。

「歌って踊ってハモるアイドルってそういないんじゃない?」って言ってたけど、こうやって聞くとカルナイの曲はほんとにハモりが多いなあって思った。それに、ほんとにきれいにハマってた。もう一曲目からアカペラ部分最高だなって思ったもん。あと2日目のマリアージュだったかな。センターステージで四人ぎゅっとなって歌う姿が本当に楽しそうだった。「この四人でいると無敵な気分になる」「ハモるの楽しい」って言ってたけど、言わなくったって、笑顔で視線合わせて歌っている姿を見たら伝わってくる。

アコースティックのコーナーもすきだったな。さっきも言ったけどカルナイの曲ってハモりが多いから、それがとってもきれいに聞こえたし、生演奏だいすきだからそれもうれしかったし。

何度も言うけど、ほんとうにほんとうに楽しそうだった!だから見てるこっちも楽しかった。

演出もどれも素晴らしかったんですけど、もう言い出すときりがないしとりあえずソファの件で1時間くらいしゃべり続けてしまうと思うので、一つだけ。
KIZUNAがすごくよかった。アニメのようにドライブ風で始まって、なんかほんとに何度も言ってしまうけど、ほんとに楽しそうだった。なんか改めていい歌だなあってじんわりした。

MCも結構ガッツリあったし、インタビューの映像もよかった。ていうかおもしろかった。黒崎蘭丸について思うことが鈴木さんとほぼほぼ一緒だったので、わかる~!って思いながら聞いてました。
「一言で表すと」という問いへの答えがそれぞれ「楔」「炎」「愛」「氷」だったの、嶺二と藍につながりを感じたし、蘭丸とカミュで対になっているのもすごいなって思った。打ち合わせとかしてないでしょ?笑

「見ればわかる」ってこのライブのためにあるような言葉なんじゃないかなとも思いました。その反面、カルライって直接四人の言葉を聞ける貴重な機会だから、かなりしっかりとお話してくれたのがうれしくもあり。
ていうか私の担当の一番近くにいる男がかっこよすぎて感謝しかない。肯定も批判も全部背負うってことは、どれだけ批判したところで彼はきっとそれをエネルギーに変えてしまうんだろうと思って。もちろん批判していいわけじゃないしするつもりなんか微塵もないけれど、それを言ってのけてしまうのがすごいなって思います。

声優という職業をやっていると、きっとたくさんのキャラクターたちに出会っていると思う。そのなかの「たった一人」でしかないかもしれなかった彼らを、これほどまでに愛してくれていることが、どれだけありがたいことか(もちろん、他の作品も同じように愛していると思いますが)。お忙しいなかで、このライブのために時間を割いてくれることがどれだけ稀有なことか。

この四人はカルナイがいなければ集まらなかった四人ではあると思うのだけれど、もう、なんだろう、この四人のステージが心地よくて仕方がない。

なんかほんとに、あまり語りすぎるのは野暮だよね!って感じになるのでこれで終わります。
とっても楽しくてあったかいライブだった。幸せです。

 

 

ありがとう…そして、これからも

Fly to the future!!

 

 

 

追記:

二日目、ほんとのほんとに全部歌い終わった後に、ほうけたような顔をしてたのがめちゃくちゃ印象的だった。全部出しきった、なのか、終わっちゃった、なのかはわからないけど、それだけこのライブのこと全力で楽しんでたんだなって思って、あの顔が、わたしはとてもよいなあって思いました。おわり

ドゥ・ユ・ワナ・ダンス?を観た話

感想のつもりで書いてたけど感想じゃないかもしれない。

「本人ではない」舞台だった。
舞台に立ち、演技をしている以上、たとえ当て書きであっても本人ではないし、それをわかって舞台を観に行って、ああやっぱり本人ではないと安心した。その一方で、どうしても本人を重ねてしまう場面もたくさんあって、なんだかとっても不思議な気分だった。

高校生4人組が、交通事故にあって死んでしまうところから物語は始まる。大の仲良しの4人。ダンス部の大会の決勝が明日に迫り、高揚感の真っ只中。そんなときに死んでしまう。シオリ、アヤカ、レニはそのあと生まれ変わったけれど、カナコは自分が死んだことにも気付かずにいたため、まだ天国を彷徨っていた。「生まれ変わると前世の記憶を無くしてしまう」そんなの嘘だ!と、カナコは時空の鍵で、生まれ変わった3人のところへ。三者三様の生活を送っていた彼女たちだったが、カナコに触発されて、決勝で踊るはずだった曲やダンスを思い出す。そして4人は、ひょんなことからアイドルグループとして活動を始める――そんな一幕。そして、アイドルとして活動しながら、この世界や、自分たちについて考える二幕。

登場人物は名前も似てるし(千田カナコさんには笑った)、性格もどことなく本人を意識しているのがすごくわかる。だけど、本人じゃない。性格も、似てる部分はあるけれど、本人ではない。夏菜子推しなので夏菜子を中心に見ていたんだけれど、夏菜子とカナコじゃ表情が全然違った。もちろん喋り方も、動き方も。結構、アイドルを演じている時が、違いが顕著で。夏菜子だったらそこはそういうふうには歌わないなあとか、踊りも違うし、歌ってるときの表情もそうではないなって思った。夏菜子の歌はこう!ダンスはこう!って思ってると、カナコ全然違うじゃん!ってなると思う。アイドルパートになったときに、失礼ながら、ももクロのライブみたいになるのかなって思ったから、これもお芝居だってことに気付いて、もう最高だなってなった。きちんと、最初から最後までお芝居だった。
私はよく2.5次元舞台を見に行くけど、演じているキャラクターと、演者さんご本人、そのいわば「二人」の重なりにエモさを感じたりしてしまうんだけど、その点で言ったら今回の舞台は本当にエモさの塊だった。
もちろんももクロを知らなくても、話として成立しているしおもしろいと思うんだけど、すこし知ってたらもっとおもしろいんじゃないかなって思うし、私の感じるエモさもわかってもらえるんじゃないかなっておもう。
アイドルになるっていうところ、ももクロにそっくりだった。もちろん細かいところは全然違う(ミュではオーディションだったけど、ももクロはオーディションじゃないとか、そういうの)けど、最初合格者がたくさんいて、9人?とかでグループを作ったときに、あ、もしかしてって思った。それから卒業とか、そういうことが起きて、これはももクロを踏襲しているんだなって思った。
今回のミュージカル、パラレルワールドっていうのが一つのキーワードだったけれど、このミュージカル自体がまるでももクロのひとつのパラレルワールドのようで、そうやって現実と重なる部分があるとまたそこをエモく感じてしまう。

最初に卒業するって言いだした子に対してカナコが言った言葉がすごく印象的で。「それが正解!」って言ったの。辞める子に対して。あなたはあなたのやりたいことをやる。それが正解。私たちは踊りたいからアイドルをやる。こんなニュアンスのことを言っていて、私はこのセリフがとても胸に刺さった。これは脚本に書かれているセリフにすぎなくて、彼女たちの本心とは言い切れないとわかっているけれど、今のももクロを肯定するような言葉だなって思った。彼女たちが「やりたくて」やっているということに、救われた。たぶん、1月からずっと、どこかでひっかかっていたんだと思う。「やりたいからやる」。これ以上にシンプルで安心できる動機がある?使命感じゃなくて、自分の意志で「アイドル」のフィールドに立ち続けてくれているんだって、なんか、いいなあって思った。

この辺からじわじわ気付きはじめる、アンサンブルのアイドルの子のなかにいる、「似てる」子。6人にまで減った(余談だけれど、全員のことを笑顔で送りだしているのがほんとうによかった)ときに、あれ、なんか背格好がめちゃくちゃあかりんに似てる子いるな?ってことはももかもいるな?って。ピンキーを歌った時に、今はあーりんが歌っている「アカリ」「モモカのパートで彼女たちが歌を被せたときに、うわーまじだ!と思った。ていうかあかりんの子(あかりんではない)めちゃくちゃあかりんっぽくて本当にびっくりした。ももかの子(ももかではない)の子のことは、あまり見れなかったんだけど(かなこちゃんばっかりみててごめん)一緒に行った子が、ももかにそっくりだった、ダンスとかすごい似てたって言ってたから、そうなんだとおもう。すごいなあ。
その子たちも自分のやりたいことをやるために卒業して、とうとう四人になって。そして、ドーム公演が決まる。この子たちも最初は路上から始めていて、一日三公演とかやってたりして、そして、ドーム。ももクロじゃんって思うよね?ここで、シオリが言う「うまくいきすぎている」って。怒涛のスピードでドームまできたHEAVEN(※このアイドルグループの名前)。うまくいきすぎていたのは、これがカナコの夢だから。カナコの願望に、メンバー脱退という試練を足されたのが、この世界だった。パラレルワールドのような、夢のような、そんな世界(余談だけど、この辺全部「カナコ馬鹿だから」で片付いてしまうあたり、夏菜子ちゃん…笑となった)。言わば幻想の世界で「うまくいきすぎている」HEAVEN。でも現実はどうだろう。わたしたちが目にしてきたももいろクローバーおよびももいろクローバーZはその「うまくいきすぎている」世界とほぼ同じようなことをこの10年でやってきた。ももクロすごい!って言いたいわけじゃなくて、演劇という一種の「嘘(フィクション)」として描かれると、より現実を意識するというか、改めて、本当にこの10年が「あった」んだなって思った。わたし自身がリアルタイムで知っているのはそのうち半分にも満たない期間だけど、まるで追体験をしているような、そんな気持ち。

でも、この世界はカナコで成り立っているから、カナコの魂の消耗が激しい。もうそろそろ限界だ、あなたが消えれば他の3人はどうなる?と天国の人(覚えてなくてごめんなさい…ミーニャか!)に言われても、カナコはまだ、もうすこし、とアイドルを続ける。4人で踊りたいから。ずっとずっと4人で。
カナコがミーニャにお願いをするシーンがある。ずっとこのままでいさせてって。ここのカナコちゃんがすごくよくて。にこにこしていたとこからすとんと表情が落ちて、ミーニャに願う。息を飲んだ。こんなにすっと変われるんだって。
「ずっとこのまま」というのは、ももクロの願いでもあるのかもしれない。長くやっていきたい、女性アイドルグループは長くやっていくのが難しいのかもしれないけれど、って、ずっと言ってた。メンバーが結婚したり、出産したりしつつも、おばあちゃんになっても、って。それはファンの願いでもあるのかもしれない。ただ、ミュージカルには終わりが来る。カナコの世界にも終わりがやってくる。「生まれ変わったらみんなのことを忘れちゃうんでしょう?」でも、どこかで覚えている、きっと繋がっている。ここらへんのセリフ忘れちゃったけどこんな感じだったと思う。
そうして生まれ変わった世界。お互いを知らない世界。でも、カナコはなにかに気付いて、三人に声をかける。

そして、幕が下りる。

ミュージカルに終わりはあるけれど、現実はまだ終わっていない。カナコの世界は終わったけれど、ももクロという夢のような現実はまだ終わっていない。なにかしらの終わりはあるのかもしれない。もしかしたら、もう続けたくないって思うことがあるかもしれないし、ほかのどうにもできない理由で辞めざるを得ないこともあるかもしれないし、寿命だってあるし。でも、まだ続いている。夢でもパラレルワールドでもない現実は、ここにある。
なんだか、なんだろう。絶対に解散とか嫌だけど、それでも、もしこういうことがあったとしても、なんか、希望があるっていうか……終わりじゃないよって、言ってくれたような気がする。うまく言えないんだけど。


アイドルになってからのことばかり話してしまったけど、もちろん一幕も見どころ満載で。
カナコが他の三人のところに順番に行くんだけど、それぞれ悩みを抱えていて。
シオリはずっと「良い子」で生きてきて、結婚を前にそれでいいのかなって悩んでいた。ここの!しおりんのウエディングドレス姿は必見です。しおりん本当にスタイルがいいから衣装どれも素敵だったけど、ウエディングドレスは本当によかった。そこに来るカナコですよ。ももたまいは結婚式を挙げているので(語弊のある言い方かもしれないけど)、ももたまい好きとしては結構わくわくする展開で。カナコのことを覚えていないシオリは動揺するんだけど、ダンスをやろうっていうカナコに、シオリは、親が嫌いだからやらない、これから結婚もするんだから、って追い払おうとする。そこでカナコが言うんだよね。そんなお行儀よくないでしょみたいなことを。そして、「全然似合わないよ」って。ウエディングドレス全然似合わないよって!そんなことしおりんに言えるのこの世界に夏菜子ちゃんしかいなくない?あまりにやばすぎた。しおりんが歌う仏桑花よかったな。しおりん、こういう役似合うなあ。
アヤカ、幕が上がる大好きノフの心を掴みに来た。ももクロは数年前に『幕が上がる』という、高校演劇部を描いた映画と舞台をやっているのだけど、そのなかであーりんが演じた役と、もう同じって言ってもいいんじゃない?っていう役で出てきた。演劇部の部長。『幕が上がる』ではあーりんの演じた役は他の四人より一学年年下で、だから、他の四人が卒業したあととかなのかなって、思うじゃん。そうだったんだよね。アヤカがぼそっと「さおりさん(夏菜子が『幕が~』で演じた役)」って言った時に幕が上がるじゃん!って。寄せてるだけかと思ったらそのものじゃんって。もちろん『幕が上がる』ではあーりんはアヤカという役ではなかったのでパラレルワールドなんだけどね。そのアヤカに「青春譜」(『幕が上がる』の主題歌)を歌わせたのも、ほんっとに、制作陣はももクロのことよくわかってるなあって思いました。
レニは看護師さん。自分に自信がなくて、他の人の何倍も努力しないとって思ってる。あとすっごいお人好し。めっちゃれにちゃんっぽいなって思った。れにちゃんではないけど、れにちゃんのそういうところを際立たせた役っていうか。
みんなどことなく似ていて、でも違う人。似てるからなのかはわからないけど、お芝居がすごく自然だなって思った。どこか忘れちゃったんだけど、あーりんの喋り方があまりにもナチュラルで驚いた。

ダンスが一番だった頃と違って、3人には別の大切なものができていた。当たり前だよね、違う人間として違う友人や仲間と生きてきたんだから。だから、3人は元の世界に帰る。彼女たちら彼女たちの「ダンス」、大切なものだったり夢だったり絆だったり生きがいだったり、そういうのを見つけたんだ。それを一切否定しないカナコが、脚本が、演出が、すごいなって思った。なんてあったかい話なんだろう。こうやって書くとカナコがめちゃくちゃ物分かりがいいみたいだけど、たぶん違くて、なんていうのかな…あまりにも純粋。本当にやりたいことをやるのが幸せなんだって思ってるのかなあ。仲間のことが本当に大好きだから、尊重してるのかなあ。優しい子だなって思った。



ミュージカルだけれど、曲は全部ももクロの曲を使っている(今回初披露のものも含む)から、全部知っている曲なんだけど、それでも驚きがたくさんだった。アレンジがすごく良くて!このアレンジの怪盗少女がわたしはすごくすきです。音源欲しいくらい。
それに、違う人が歌うとこうなるんだって発見もあって。天国の人(?)として出演されていたシルビアさんと妃海さん、めっちゃ歌がうまい……。多分2曲目?とかで初めてお二人の歌を聴くことになるんだけど、本当にすごくて、こんな力強いサラバ!ももクロとは違った魅力があって、聴き入っちゃった。それに、二幕の黒い週末。かっこよかった。そのお二人とももクロでかけあいみたいに交互に歌うところがあったんだけど、シルビアさんの力強さにももクロがひっぱってもらってるなって思った(もちろんミュージカル上の演出だろうが)。こんな雄々しい黒い週末!かっこいい!一方でHAPPY Re:BIRTHDAYなんかはとても穏やかで優しくて、泣いちゃった。
妃海さん、お局様な役柄のシルビアさんの横で、わたわたってかんじの役ですごくかわいらしかった~。でも歌うとめちゃくちゃかっこいい!!すごい!ってなった。

なんか、ももクロの曲って、生まれ変わるとか、輪廻転生とかそういうのが多くて、ていうか人間の一生をテーマにアルバムを作るようなグループだし、このミュージカルにマッチした曲がすごく多いなって思った。ここは脚本家の方の手腕でもあると思うけど。WE ARE BORNから始まり、HAPPY Re:BIRTHDAYで終わる…。使用される曲は前もって発表されてたから知っていたけど、うわここでこれくる!?みたいな。LOST CHILDとか結構ぞくっとした。聞くのも久しぶりだったし笑。


なんか真面目に書こうと思ったけど、とりあえず簡単な言葉でまとめると、
あーほんとによかったな!!
曲もよかった!!
白い衣装がめちゃくちゃいい!!
泣いた!!
って感じです。


みんなの初ミュージカルのお仕事がこれでよかったなあって思いました。
あとあわよくば他の劇団とかの舞台に出てほしいなって思った。もっといろんなのを見てみたいし、1人でぽっと他の人(ももクロではないという意味)のなかに飛び込んだらどんな演技をするのかな、どんな表情が見れるのかな。あの人の演出の舞台に出てくれないかなーとかぼんやり考えちゃう

みんな歌に自信が無いのはインタビューとか読んでてひしひしと伝わってくるけど、もっと自信を持っていいと思った!


ちなみにわたしのおすすめポイントは、カナコが「アヤカ!」と呼ぶところが見られるとこ。普段絶対呼ばないから、すっごい新鮮だった。役名が同じだと、こういうのがおもしろかったりするよね。

とりあえずおわり

ももクロライブのブログに感謝したブログ

普段は別のアイドルを応援している方が書いてくださった、ももクロ10周年の東京ドームライブの感想(日記)がとても素敵だったので、なんか、わたしも書きたくなりました。


たまたま目に付いたのを読んだだけなので、ほかにもたくさん書いてくださった人がいるかもしれない。

でもまずは、わたしが読んだブログを書いている方に、ありがとう。

わたしが読んだのは、普段は関ジャニ∞さんを応援しているという方のブログです。ももクロの現場は初めて、と書かれていました。

本当に驚いたんですけど、1人じゃないんです、関ジャニ∞さんのファンで、ももクロ観に行ったって方。どうやらお知り合いのようなのですが、でも、驚きました。最初同じ人が複数書いてるのかと思ったくらいです。

ももクロのライブに来てくれてありがとうございます。見届けてくださってありがとう。楽しんで頂けたようで、すごく嬉しいです。あと、連れて行ってくれたあーりん推しの方もありがとう。

そしてなにより、ブログを書いてくれてありがとうございます。もしかしたらその界隈の方たちにとっては、ブログを書くのは当たり前なのかもしれないけど、でもあんなに長い文章を、他の、それこそ推しを見るのにあてることもできる時間を、ももクロのライブに行ったというブログを書くことにあててくださって、ありがとうございます。


ていうか常々思っていたんですが、ジャニオタのみなさま、文才がありすぎる。比喩が素敵すぎて、そんなんモノノフの私でも書けんわってくらい、ほんとに素敵な文章だった。メンバーカラーに喩えてくださってるところ、ほんとに天才!って思った。あと、あーりんのことをちゃん付けしてくださってるのににこにこしました。


私自身は関ジャニ∞さんのことをあまり詳しくは知らなくて、というか曲に関してはほとんど知らない。デビューしたての頃のを何曲かと、あとはシングルのサビを知ってるかな?ってくらい。メンバーの顔と名前はわかるけど、どういう性格の人かとか、どんな歌声をしていて、どんなダンスを踊るのかとか、なにも知りません。ごめんなさい。


でも、4月のあの出来事、本当に驚きました。

推しだろうがそうでなかろうが、脱退とか卒業とかはほんとにかなしいなと思います(関ジャニ∞さんの場合は退所だけれども)。ずっと一緒にいてほしかったなって、ほんとに無責任に、そう思ってしまう。でもオタクは応援することしかできないし、応援できないならオタクをやめるしかない。つらい。

会見を見たら絶対に泣いてしまうと思ったので、実は見てません。これは関ジャニ∞さんにかぎらず、かなしいニュースの会見は、つらいから見れない。ももクロのときは会見という形はとらなかったのと、理由を聞かないといけないという使命感で、彼女たちが出る番組を見ていました。

だから、会見で何が語られたのかということは正直知らなかったのだけれど、上記のブログの、前の記事とかで書かれていたので、読ませていただきました。


あのね、これは重なる。


もちろん書いていた方の主観とかもあるだろうし、話した言葉まんま書いてはいないのかもしれないけど。


特に印象的だったのは、錦戸さんの言葉です。


ももかの卒コン(卒コンだけれどもタイトルはOPENINGなので、ももかの新たなスタートと、新しいももクロの始まりのコンサートでもあったとわたしは思っている)で、あーりんは「ももかは辞めてよかったと思うくらい幸せになって。わたしたちはももかが辞めなければよかった!って思うくらい輝くから」って言った。そしてこの前の東京ドーム公演で、辞めた子、ももかやあかりんだけじゃなくて、その前の、短い期間しかいなかった子の名前も全員出して、「今のももクロいいだろって言いたいくらい、ももクロを続けてきてよかった」って涙ぐみながら言ってくれた。

だから、錦戸さんの「どうやと言える僕らでありたい」って言葉が、すごく胸に刺さった。

なんか、アイドルの好きなところってこういうところなんだなって思った。

メンバーがいなくなるということに対して、ファンの私たちなんかよりもメンバーが一番驚いたりショックを受けたりしていると思うし、これからどうするかとか、自分のこともグループのことも考えなくちゃいけないし、でも感情はそれとは別のところにあって、ほんとに色んな自分と折り合いをつけなきゃいけない。しかもタイムリミットが決まっている。気持ちの整理がつかないから辞めるの一年延ばしてくれない?とか言えるわけないし。

辞める方だって、長い間考えてやっと答えを出したんだろうけれど、辞めるって聞かされる方はまだその準備ができていないんだもん。どうしたってさ、難しい部分はあるよね。

でも、それでも、納得いかなくても、整理がついてなくても、顔を上げて前に進む。そんな姿にわたしは勇気をもらっている。


ていうかね、渋谷すばるさんと有安も重なってしまうんですよ。グループ内で音楽方面に秀でているものがあるというところが(語弊があったらごめんなさい)。ももかが辞めるって、じゃああのパートは誰が歌うの!?ってところが山ほどあった。ももかのパートは難しいから。それでもちゃんと自分のものにしてくるのが彼女たちのすごいところなんだけど。グループから離れることになった理由は違えど、自分のやりたい道に進むっていう点でも。


なんか滔々と長くなってしまったのだけれど、とにかく、ももクロのライブで元気が出たって言ってくださったり、これからも推しを推そう!って思ってくださったなら、こんなに嬉しいことはありません。

彼女たちは「笑顔」を届けるために活動しています。目指すのは、アイドル界の頂点でも芸能界の頂点でもなくて、笑顔を届けるというところで天下を取りたいと言った子たちです。みんなに笑顔でいてほしい、つらいことがあっても、わたしたちを見て笑ってほしいと涙ながらに語った子たちです(詳しくは国立で検索してください)。だから、もし、ももクロがきっかけで、また他の現場、それはももクロじゃなくたって構わないんです、そこで、笑顔で推しを迎えることができるのなら、彼女たちが活動している意味が、そこにある。


何度でも言いたい。ももクロのライブにきてくれてありがとう。


拝見させて頂いたブログで、ももクロの曲の歌詞に言及してくださっているものがあって。

前に進む、背中を押す曲が本当に多いんです。だから卒コンでは大泣きしてしまったのだけれども。

「逆境こそがチャンスだぜぃ 雨も嵐も さあ来ぃ!さあ来ぃ!体は張りまくり」という歌詞が、ピンキージョーンズという曲の中にあって。ももクロらしいなって思います。

吼えろもいい曲だよね。すごく好きです。

あとあと、ももクロちゃんたちのこと、美人とか、きれいとか褒めてくださって嬉しかった。常日頃、映像を見ては、きれいになった…ってうっとりしてるオタクなので、他の人から見てもそうなんだってわかってほっとしました。


わたしもいつか、関ジャニ∞さんのライブに行けたらいいなと思いました。お恥ずかしい話、ジャニーズ事務所さんのライブのチケットの取り方がよくわからないのと、知人に熱心なファンがいないので1人で行くのは…と躊躇ってしまって。でも、行かない理由を探すのはかっこ悪いし、そうやってるうちに機会を逃して後悔するのは自分だってわかっているので、どこかで、こう…頑張りたい、という気持ちは…気持ちだけはある…


なんかこんな見ず知らずのオタクが勝手にブログ読んで勝手に感動して勝手にブログ書いてるの、冷静に考えたら気持ち悪い気がしてきた。恥ずかしい。

でも嬉しかったんだ。彼女たちが今までやってきたことが肯定されてるんだってことが、目に見えてわかったから。




これからの彼女ら、そして彼らの道が、ずっと続いて行くことを願って。